<終了しました>
第一線で活躍されている有名なクジラ研究者による、
知床での研究成果を中心とした講演会が
このたび羅臼ビジターセンターで開催されます。
天野先生のお話を、こんなに長時間聴けるチャンスは、
他地域ではなかなかありません!
ご案内が直前になってしまい恐縮ですが、
皆様お誘い合わせの上、是非お越し下さい。
(翌日開催の考古学講座もおすすめです)
特別講演会
タイトル: 知床羅臼沖根室海峡におけるマッコウクジラの生態
日時: 2009年9月17日(木) 18:30~20:00
場所: 知床国立公園 羅臼ビジターセンター(羅臼町湯ノ沢)
TEL:0153-87-2828
対象: どなたでもお気軽にご参加ください!無料!
講師: 天野 雅男 氏 長崎大学教授
主催: 知床・海と森の生物多様性保全協議会
(知床クジラの会、知床財団など8団体で構成)
以下のチラシもご覧ください ↓
講座マッコウクジラの生態
なお羅臼町内の方に関しては、上記と同じチラシ(ただし白黒印刷版)が
9月15日の新聞朝刊にはさみこまれています。
<講演概要>
羅臼沖の知床根室海峡では、この海域を餌場とするオスのマッコウ
クジラの群れが観察されます。オスのマッコウクジラの生態は、
メスの群れに比べてよく分かっておらず、陸から近い海域でオスの
群れが観察できる羅臼沖は、世界的に見ても非常に貴重な研究
フィールドです。われわれは2007年よりこの海域でオスのマッコウ
クジラの生態調査を行っています。今回は、継続中の研究テーマの
うち、昨年の帝京科学大学卒業研究として行われた「測量機器を
用いたマッコウクジラの分布と移動」、「鳴音データから推測される
餌の捕獲方法の特徴」、「オスのマッコウクジラの社会構造」に
ついての研究結果をお話ししたいと思います。
<講師プロフィール>
京都大学大学院理学研究科修了後、東京大学海洋研究所助手、
帝京科学大学准教授を経て、長崎大学水産学部教授。
漂着死体標本を利用したハクジラ類の形態変異、生活史、
社会構造の研究と、個体識別法やデータロガーなどを利用した、
ハクジラ類の生態、行動調査を行っている。
2005年に相泊で流氷に閉じ込められたシャチの調査で初めて
羅臼を訪れ、マッコウクジラが普通に見られることを知り、
羅臼沖の根室海峡で調査を始めるに至った。
<講師からひとこと>
いろいろな場所でクジラを見ていますが、なかでも知床羅臼沖は
クジラの影の非常に濃いところだと思います。さらにマッコウクジラ
の他、シャチやツチクジラなど社会性が高いクジラがよく観察され
るところがクジラの研究フィールドとしての魅力です。
知床というと山の動物の研究の方がまだまだ主であるようにも
思いますが、クジラのフィールドとしての知床の魅力も理解して
もらえればと思います。