『アメリカオニアザミ』

学名 Cirsium vulgare

アメリカ鬼薊
(原産地がアメリカではなくヨーロッパなので、最近は「セイヨウオニアザミ」と呼ぶことが多い)

高さ1.5m、ときには2m近くまで伸びるキク科の2年草。茎や葉に鋭いトゲがたくさんあり、たとえ手袋をしていてもつかむと貫通します(かなり痛い)。
8-9月に紫色の花が咲き、種子にはタンポポのように綿毛がついていて風で運ばれます。

他の植物が既に生えている場所よりは、人為的に土を掘り返した直後の場所(例:雪崩防止柵の工事現場跡など)や、シカが頻繁に歩いて土が露出しているような場所(シカ道)、道ばたなどに生えていることが多い植物です。
知床岬先端部の台地や林内にも侵入しており、駆除事業が実施されています。
シカが食べないため、シカの増加に伴って近年の知床で勢いを増している植物のひとつです。

なお、元々は道内の酪農地帯で、放牧地の害草として知られていました(牛も食べないため)。

環境省知床財団羅臼町

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